京都うお旬らしさ溢れる美味しさを目指して
創業以来、塩干物を中心とした水産加工物を扱ってきた私たちにとって、オリジナルの商品をつくるのはひとつの大きな挑戦でした。きっかけは「美味しい西京漬けを作ってみんなに食べてほしいなぁ」というふとした瞬間の思い付きから。やはり京都うお旬ということで京都の風情を楽しんでほしいという思いがありました。
日本美味しいさかなばなし
京都うお旬がお届けするエピソード
京都うお旬オリジナル西京漬け開発秘話
美味しい西京味噌を探して
西京漬けをつくる時やはり一番大切なのは味噌です。全国には良い味噌は沢山ありますが、京都発祥の西京味噌は薄塩でほんのり甘味とコクのある上品な味わいです。京都のお味噌屋さんを巡って西京味噌を仕入れて何度も試作を重ねました。どのお味噌屋さんの西京味噌も美味しかったのですが、私たちらしさを出せる西京味噌にはなかなか巡り会えませんでしたが、納得のいく「味噌床」ができた時は本当に嬉しく、関係者一同笑顔で試作した西京漬けを食べていました。
魚へのこだわり
商品化を目指す過程で色々な魚で西京漬けをつくりました。魚種、部位、漬け方など思い出すとその組み合わせはかなりの数になりました。
わたしたち京都うお旬は毎日市場に魚を買い付けに行きます。和食文化の中心地京都に集う魚を、長年の目利きで選んで販売しています。
定番の鮭や鰆も仕入れる際も吟味。定番だからこそ仕入れる魚の品質は大切にしています。適度に脂が乗った鮭と鰆を市場で買い付けて加工しています。
銀だらの西京漬けも大変人気があります。柔らかく口の中でホロホロと優しい口当たりが美味しいのですが、脂が乗りすぎていると身が崩れやすく焼く過程で縮んだりします。西京漬けにぴったりの銀だらを仕入れて仕込んでいます。
鰤や鰈の西京漬けは珍しいかもしれません。あまりスーパーなどでは目にすることのない西京漬けです。鰤や鰈にも合う漬け具合を探ることは難しく何度も試しました。美味しく召し上がっていただける漬けができたのでぜひ食べてみてください。